キックボードに乗っていて見つけたおしゃれなカフェ「楽蔵ぴあの」のオーナーから「ゲストハウスをはじめました」とメールをもらってからはや2年。
キックボードの記事を書いていて無性に行きたくなってきた私は早速予約をして行ってきました。
2年ぶりの蔵カフェを泊りがけで堪能する

「ゲストハウスうれし家」の予約システム
「うれし家」を予約するには電話(0263-47-6086)かホームページ(ゲストハウスうれし家)からメールをするかの2通りです。
予約カレンダーに選べる部屋が記載されているので、それを見て部屋の希望にチェックを入れます。
食事の有無も選択する項目があります。私は今回「楽蔵ぴあの」を満喫するために行くので、食事はもちろん2食付きで予約しました。
基本的にオーナーお一人で営業している様なので、メッセージ欄に旅の目的や到着時間なんかを簡単に書いておくと良いかもしれません。
返信のメールがきて予約完了となります。
「ゲストハウスうれし家」の立地

松本インターから約4.5km、松本駅からは約7kmと車でのアクセス良好です。
電車の場合は「松本駅」から「松本電鉄上高地線」に乗り換え、「新村駅」下車。約400mで到着です。
市街地の観光はもちろん、上高地や安曇野方面などオールマイティに対応できる場所です。
それでいて「うれし家」から見えるのは、どこか懐かしい田園風景が広がるのどかな風景。
信州を楽しむのにはもってこいの宿です。
チェックインは「楽蔵ぴあの」で

オーナーはカフェを営業しているので通常、カフェの方にいらっしゃいます。
チェックインのため、2年ぶりのあの蔵の引戸を開く!
「ああ、やっぱり素敵なお店だ…」心の中で思わずつぶやいてしまう空間。
そして人懐っこい可愛い笑顔でオーナーが迎えてくれます。
さらにはオヤツまで!!そう、2年前にもいただいたバラのロールケーキです。

優しい気づかいに心も胃袋もわしづかみです(笑)
「ゲストハウスうれし家」のお部屋

お家自体は昭和40年代に建てられたものですが、入口はこんなにオシャレになっています。
そして室内。雰囲気あるでしょ!

なんか田舎の親戚の家に来た様な、何ともいえない懐かしさ。
そんな空気が心のネジを緩めてくれます。
そして私が予約した「ばらの間」。

この壁や照明が「昭和感」たっぷりでほっこりします。

この日の宿泊客は私だけだったので、広縁に座って夕食までの間、のんびりした時間を過ごしました。

今日1番の楽しみ!「楽蔵ぴあの」での夕食

今夜ココに泊まることにしたのは、「楽蔵ぴあの」を満喫するため。
夕食はカフェの方でいただくので、この旅のメインディッシュでもあります。
2年ぶりに大正時代の蔵をじっくり拝見するべく引戸を開けました。
本当にセンス良く改装していらっしゃいますよね!
昔の建物は建材も職人さんの手作業で建物丸ごと1点モノというオンリーワンさに魅力を感じています。
古い物を残して生かすこのお店もまた、素敵なオンリーワンだと思うのです。
そしてコチラが夕食です。

ブリの照り焼きやゴーヤチャンプル、色んな野菜の付け合わせと甘海老のお刺身。
バラのジュースもキレイですね。栗ご飯が秋らしくてまたいい!
お酒が飲めないのを告げるとゴボウ茶をいれてくれました。
そしてオーナーは食事の間、ずっと話し相手になってくれたのです。
柔らかい空気をまとったオーナーと話していると、私もすっかり気がゆるんで…まったり話し込んでいました。
「女性は太陽でなくちゃいけないの」
印象に残ったオーナーの言葉です。
この言葉通りこのお店はオーナーという太陽が優しく照らして、穏やかで暖かな時間が流れる空間だと感じました。
一人で来てるのに懐かしい友人と過ごしたかの様な時間を愉しみ、夜はとても静かで心休まる時が流れていきました。
朝食と可愛い見習いマスコットボーイ

朝食をいただきにカフェに行くと、今日はテラスを眺める位置に配膳されていました。
そしてテラスにはかわいいワンちゃんが!

3ヶ月前にやってきたチワワの「らく君」です。
人見知りをするのか近づくと固まってしまってプルプル震えてしまいます。
それも何とも可愛いですし、吠えたりしないお利口さんです。
らく君と素敵なお庭を眺めながら、またオーナーと話に花が咲きます。

ほとんど初対面に等しくて年代も違うのにずっと話していたくなる、オーナーのコミュニケーションスキルの高さがハンパない!
そしてお客さんを大切にしてくれてる心遣いが、幸せな気持ちにさせてくれました。
「帰る時声かけてね、見送りたいから」

ずっと最後まできちんと優しい。らく君を抱いて握手を求めてくるオーナー。
なんかもう愛おしくなっちゃうくらい可愛いのです!(※女同士です)
まとめ
信州新村の「楽蔵ぴあの・うれし家」は心に染みる、オーナーだからこその優しいおもてなしで迎えてくれるカフェ&お宿です。
もし松本に来ることがあるなら、ぜひ立ち寄ってみてください。素朴で自然で、幸せな時を感じさせてくれますよ。
「楽蔵ぴあの」(うれし家のお問い合わせもコチラ)
長野県松本市新村881
0263-47-6086
営業時間 10:00~18:00 (火曜日・第三月曜日定休日)
冬季営業時間 9:00~17:00
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