鳥取一人旅!砂丘にピンクカレー はじめてのカプセルホテル体験

実は子供の頃から憧れていました。カプセルホテルという未来な響きの大人施設に。
あの必要最低限の狭い空間で一夜を明かすなんてワクワクしてしまいます。

でもココは田舎…カプセルホテルありません!

カプセルホテルに泊まる為にわざわざ電車で名古屋の市街地に行くのも面倒です。カプセルホテルに憧れは抱きつつも、行動に移すまでには至らずに過ごしてきました。

そして2018年夏、とうとう憧れのカプセルホテルに泊まるという夢を叶えたのです。

この年のお盆休みは6連休を獲得!はじめて一人旅に行った年と同じ日数の休みがありましたが、7月に東京でだいぶ散財してしまったのでお盆は節約を余儀なくされます。

1泊2日で楽しめる所ということで、自宅から約300kmの「鳥取県」に行ってみることにしました。

カプセルホテルに泊まってみたい

さっそくインターネットでホテルを探すと、1番にカプセルホテルがヒットしました。

〇ワンランク上のカプセルホテル「THE BEEHIVE(ザ・ビーハイブ)」

〇ラグジュアリーカプセルホテル「Drop Inn TOTORI(ドロップイン鳥取)」

2軒のおしゃれなカプセルホテルもう釘づけで、そのホテルのサイトを見比べて吟味しました。

 

「THE BEEHIVEの特徴」

女性専用フロアがある

◦客室は上下2段のよくあるタイプ

◦1Fに「すなば珈琲」というご当地ショップがある

 

「Drop inn TOTORIの特徴」

客室が1段(小さい部屋が並んでいる感じ)

◦フロアは男女共用

◦朝食が無料

ビーハイブの女性専用フロアはすごく安心感があるけど、ドロップインのカプセルホテルとしては広くて豪華な客室に惹かれまくりの私。

秘密基地みたいな、ちょうどいい狭さが決め手になり、今回は「Drop Inn TOTORI」に泊まることにしました。

 

事前リサーチもぬかりなく

鳥取といえば「砂丘」!これは外せませんね。

あとはカレー!?なんと鳥取はカレーが名物らしい。まぁ「ラッキョウ」も名物だしカレーとラッキョウはセットだし…そうゆうことなんだね!

 

ということで、今回の鳥取旅行のミッション

◦砂丘に行く

◦夕食は「ベニ屋」の絶品カレー

◦2日目のランチは知る人ぞ知る「大榎庵(おおえのきあん)」のピンクカレーを食す!

1泊2日の節約旅行なので、軽めのミッションで出発です。

 

1日目 鳥取は遠し!道草しちゃってなかなか着かない…

高速道路代がもったいないので、今回も下道の旅。ちょっと遅めで朝6時に出発です。
ざっくり説明すると、三重県から山を越えて滋賀県へ。琵琶湖に沿うように京都方面へ走り、少し兵庫県をかすめて鳥取に入ります。

途中、兵庫県に有名な城跡があるとの情報を得てフラフラと向かってしまいます。

城跡へは車で行けないので、バスに乗るために近くの道の駅に行きました。

連休なのに人がまばらです。お土産屋の店員さんに聞いてみると、少し前の大雨で道が崩れてしまいバスが運休中で、歩いて行くのも無理とのこと。

残念!天空の城として名高い「竹田城跡」今回は見送りです。

またいつか絶対来ると誓って…。

京都市内の混雑と竹田城での道草で時間がかかってしまい、砂丘に着いたのは14時半でした。8時間半もドライブしてたんですね。

負け惜しみみたいに聞こえるかもしれませんが、高速道路と違って下道は移り変わる景色がとても面白いです。これが何とも「旅をしている感」を出してくれるので、私はいつも節約も兼ねて下道で旅をしています。

砂丘入口の坂道を登った所にある広い無料駐車場に車を止め、いざ砂丘へ。

リフトで砂丘までいけるらしく、私も乗ってみることにしました。

往復で300円。チケットを買ってリフト乗り場へ。スキーなど一切しない私はリフト初体験です(笑)

係員の誘導でリフトに乗って足場がなくなった途端、ベルト等がない開放感と高さに身体がガクガクです。めっちゃ怖い!

ある意味絶叫マシンより怖いリフト恐るべし!

それでも、家族に見せたくて写真撮りましたよ。そりゃもう必死で。

リフトを降りるとすぐに砂丘です。サラッサラで熱い砂にラクダが3頭。こんな風景が日本で、いや車で数時間走って見れるなんて感動です。

真っ青な日本海も、普段コンビナートの隙間から太平洋(伊勢湾)が目に入るかな程度でしか海を見てなかったので新鮮でした。

砂丘センターでお土産を物色し、すぐそばの「砂の美術館」にて砂で造られた彫刻みたいな作品を鑑賞しました。写真を載せられないのが残念ですが、砂でここまで造れるなんて‼と圧巻の作品の数々。見応えたっぷりですよ。

「鳥取砂丘」は1人でも2時間くらい遊べちゃう楽しい観光スポットでした。

 

砂丘を後にし、この旅の本命!カプセルホテルへ

おしゃれなカフェのカウンターでチェックインです。はじめてのカプセルホテルですが、お姉さんが丁寧に施設の説明してくれるので安心でした。

そして感動の客室へ!

秘密基地みたいな絶妙の狭さ!

そして身長150センチの私は部屋で立てる。スーツケースは部屋の下に収納できるスペースがあるけど、スーツケースを部屋に入れても十分ゴロゴロできる快適な空間です。

客室はとても居心地がいいけど、夕食ミッションをこなさなければなりません。

カレーの名店「ベニ屋」は19時閉店なので足早に店に向かいます。

この日(8月11日)はイベントがあったらしく、商店街には出店がチラホラ出ていました。

賑やかな通りを抜け、目的のベニ屋へ到着。老舗の喫茶店という雰囲気が漂う店構えですが自然とドアに手が伸びる不思議な入りやすさ。

こじんまりとした店内はけっこうお客さんがいて9割カレーを食べています。

注文したカレーとアイスコーヒーはすぐに運ばれてきました。

人気店というだけあって、正統派洋食カレーという感じの深い味わいのカレーでした。

鳥取駅から徒歩で数分ほどの距離。鳥取旅行に行く人に絶対勧めたいお店です。

お酒が飲めないので、夕食が済んだらすぐホテルへ戻ります。

 

他のお客さんとカブらない様に早めにシャワーを済ませようとシャワールームへ行くと、普通のシャワールームと女性専用のシャワールームがありました。

これはありがたいです。女性専用ってなんだか安心。しかも、ヘアアイロンも置いてあってすごく便利。

「朝早く起きても、ここで支度をすれば他の宿泊客に迷惑かけないな」と思ったら、ちょっとした冒険を思いついてしまいました。

私は翌朝早朝、出雲大社へ行くことしたのです。

 

2日目 予定外の出雲大社参拝と感動のピンク!ピンク!ピンクカレー!

アラームなしで目標の午前3時に起床。コソコソと荷造りをして女性専用シャワールームへ。この部屋で準備や着替えを済ませて4:30にチェックアウト。

まだ暗い鳥取から出雲をめざして出発です。

ランチにピンクのカレーを食べることに変わりはないので、昼までに戻るべく車を走らせます。

早朝で道が空いているのと、何カ所か高速道路が無料で走れる区間があり、スムーズに出雲大社に行くことができました。

三重県から約450kmの出雲大社。そんなに来る機会もないだろうから、貴重な思い出です。

参拝をして御朱印もいただいて、ピンクカレーを食べるために鳥取へ戻ります。

せっかく出雲まで来たのにもう帰るの?

そうです。突然思いついて150km走ったり、すぐ戻ったり、自分の思うままに旅ができるのは一人旅の最大のメリットです。

 

「大榎庵」に向かって150kmの道を戻ります。

12時ちょうどに大榎庵に到着。細い通路を通り、引戸を開けると親しみやすい雰囲気の女性が声をかけてくれます。

観光客が多いのか、手慣れた接客で2階の部屋へと案内されました。

慣れたとはいえ、1人で全く知らない店に入るのは少しオドオドした気持ちなので、こんな風に気さくに接してくれると安心します。

古民家をリフォームした店内にはゴージャスなドレスやバックが飾られていて不思議なインテリアです。

そして運ばれてきた伝説のピンクカレーがこれ‼

噂通りのものすごいピンク‼

写真を撮らずにはいられないピンク‼

味はクリーミーでスパイシー。見た目に似合わずけっこうピリ辛です。

レトルトを販売してるとのことで、1つ1000円と安くはないですが、せっかくなのでお土産に買いました。

13時。全てのミッションを完遂して、帰路につきました。

もちろん下道で、今度は舞鶴・長浜経由で帰ったら舞鶴で超渋滞にハマった…。

 

鳥取旅のまとめ

このところ長野県ばかり行っていたので、逆方面への旅はまた違った景色と文化に触れて新鮮な気持ちになりました。

広々豪華なカプセルホテルはとても快適でリーズナブル。これからはカプセルという選択肢もアリかな。

今回立ち寄った施設の情報です

めちゃめちゃおススメなので、ぜひ行ってみてほしいです!

◦砂丘センター

鳥取県鳥取市福部町湯山2083

TEL 0857-22-2111

営業時間 8:30~17:00

リフトは 9:00~17:00

 

◦Drop inn TOTORI

鳥取県鳥取市今町2丁目276番

TEL 0857-30-0311

営業時間 11:00~21:00 (カフェ)

16:00~23:00 (チェックイン)

 

◦ベニ屋

鳥取県鳥取市末広温泉町151

TEL 0857-22-2874

営業時間 8:00~19:00 (L.O.18:45) 水曜日定休

 

大榎庵

鳥取県鳥取市大榎町3

TEL 0857-30-4891

営業時間 11:00~20:30 不定休

※ピンクカレーはランチタイムのみ (11:30~15:00)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

三重県在住。工務店で事務員をしています。 趣味はアニメ鑑賞とゲーム、旅行etc…。 その時放送中のアニメに影響されて自転車(弱ペダ)に乗ってみたり、山登り(ヤマノススメ)をしてみたりと、広く浅く気ままに遊んでいましたが…とうとう結婚したためプラプラ出歩き禁止令により犬小屋で大人しく過ごす日々です(笑)